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n8nObsidian自動化情報収集生産性

n8n と Obsidian を連携する — RSS・Webhook からノートを自動作成する手順

n8n と Obsidian を連携して情報収集を自動化する手順を解説。RSS フィードの自動取得、YAML Front Matter 付きノート生成、git 経由での vault 同期まで、THINK YOU LAB の実装をもとに説明します。

2026-04-15·約13分

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目次
  • n8n と Obsidian の連携パターン概要
  • Obsidian に REST API がない問題(直接書き込みが基本)
  • 連携パターン3つ
  • THINK YOU LAB での選択(git 管理 vault + 自動コミット)
  • RSS フィードを定期取得して Obsidian に保存する(基本実装)
  • RSS Feed Read ノードの設定
  • 記事データの整形(タイトル・URL・日付の取得)
  • 概要
  • Markdown ファイルの生成(Write Binary File ノード)
  • YAML Front Matter の付与
  • vault へのファイル書き込み方法(同期方式別)
  • パターン A: ローカル vault フォルダに直接書き込む
  • パターン B: VPS の n8n から git push して同期する
  • パターン C: Obsidian Local REST API Plugin を使う
  • 応用 — Slack・Web クリップ・Claude API との組み合わせ
  • Slack のメッセージを Obsidian に保存する
  • URL をペーストしたら本文を取得して Obsidian に保存する
  • Claude API で要約して Obsidian に保存する
  • よくあるトラブルと対処法
  • ファイルのエンコーディング問題(日本語が文字化けする)
  • git push が失敗する(SSH キー / 権限の問題)
  • 同じ記事が二重保存される(重複防止の設計)
  • FAQ

目次

  • n8n と Obsidian の連携パターン概要
  • Obsidian に REST API がない問題(直接書き込みが基本)
  • 連携パターン3つ
  • THINK YOU LAB での選択(git 管理 vault + 自動コミット)
  • RSS フィードを定期取得して Obsidian に保存する(基本実装)
  • RSS Feed Read ノードの設定
  • 記事データの整形(タイトル・URL・日付の取得)
  • 概要
  • Markdown ファイルの生成(Write Binary File ノード)
  • YAML Front Matter の付与
  • vault へのファイル書き込み方法(同期方式別)
  • パターン A: ローカル vault フォルダに直接書き込む
  • パターン B: VPS の n8n から git push して同期する
  • パターン C: Obsidian Local REST API Plugin を使う
  • 応用 — Slack・Web クリップ・Claude API との組み合わせ
  • Slack のメッセージを Obsidian に保存する
  • URL をペーストしたら本文を取得して Obsidian に保存する
  • Claude API で要約して Obsidian に保存する
  • よくあるトラブルと対処法
  • ファイルのエンコーディング問題(日本語が文字化けする)
  • git push が失敗する(SSH キー / 権限の問題)
  • 同じ記事が二重保存される(重複防止の設計)
  • FAQ

毎日手動で情報をまとめている時間——自動化できたら何分節約できるでしょうか。

n8n と Obsidian を連携すると、RSS・Slack・Web クリップなどの情報を自動で Obsidian の vault に保存できます。

この記事でできること:

  • RSS フィードを定期取得して Obsidian に Markdown ファイルが自動生成される
  • YAML Front Matter(タグ・ソース・日付)付きのノートを自動作成する
  • Slack のメッセージや Web の記事を vault に自動保存する

著者について: THINK YOU LAB では Obsidian vault を git で管理し、n8n で情報収集フローを自動化しています。RSS 取得・デイリーノート生成・AI セッションサマリー保存など複数のワークフローを本番稼働させた経験をもとに書いています。


n8n と Obsidian の連携パターン概要

Obsidian に REST API がない問題(直接書き込みが基本)

Obsidian は現時点でネイティブな REST API を持っていません。n8n との連携は「ファイルシステムへの直接書き込み」が基本になります。

この制約から、連携方法は n8n と vault がどこにあるかによって変わります。

連携パターン3つ

パターン A: ローカルファイル直接書き込み

n8n がローカル PC で動いている場合、Obsidian の vault フォルダに直接 Markdown ファイルを書き込めます。

n8n(ローカル起動)
  → Write Binary File ノード
  → vault フォルダ(例: /Users/username/obsidian-vault/00_inbox/)
  → Obsidian が変更を検知して同期

パターン B: VPS の n8n から git push して同期

n8n が VPS(クラウドサーバー)で動いている場合、VPS 上の vault リポジトリにファイルを書き込み → git push → PC の vault が pull で同期するフローを構築します。

n8n(VPS)
  → Execute Command ノード(ファイル書き込み + git commit + push)
  → GitHub / Git リポジトリ
  → PC の vault が定期 pull または手動 pull

パターン C: Obsidian Local REST API Plugin を使う

Obsidian Local REST API というコミュニティプラグインをインストールすると、Obsidian の vault を REST API 経由で操作できます。n8n の HTTP Request ノードから呼び出せます。

THINK YOU LAB での選択(git 管理 vault + 自動コミット)

THINK YOU LAB では パターン B(git 管理 vault) を採用しています。

理由:

  • vault を GitHub で git 管理しているため、VPS から push するだけで PC・スマホに同期される
  • Obsidian Sync との二重同期が不要(git が正本)
  • 週次自動コミットスクリプトとの相性が良い

n8n の基本操作はこちら → n8n と Claude AI を組み合わせた自動化ガイド


RSS フィードを定期取得して Obsidian に保存する(基本実装)

「RSS → Obsidian 自動保存」を例に、基本的なフローを作ります。

RSS Feed Read ノードの設定

  1. 新規ワークフローを作成して 「Schedule Trigger」 ノードを追加

    • Interval: Every Day(または任意の頻度)
    • Time: 07:00(毎朝7時)
  2. 「RSS Feed Read」 ノードを追加

    • URL: RSS フィードの URL を入力(例: https://example.com/feed)
    • 取得件数: 10(最新10記事)

記事データの整形(タイトル・URL・日付の取得)

RSS ノードから取得できるデータは概ね以下の構造です。

{
  "title": "記事タイトル",
  "link": "https://example.com/article",
  "pubDate": "2026-03-15T07:00:00.000Z",
  "content": "記事の本文(HTML の場合がある)",
  "contentSnippet": "記事の冒頭テキスト"
}

Set ノードを追加して、Markdown ファイルの内容を整形します。

# {{ $json.title }}

**ソース**: {{ $json.link }}
**日付**: {{ $json.pubDate.split('T')[0] }}

## 概要

{{ $json.contentSnippet }}

Markdown ファイルの生成(Write Binary File ノード)

「Write Binary File」 ノードで Markdown ファイルを書き出します。

設定:

  • File Name: {{ $json.pubDate.split('T')[0] }}-{{ $json.title.replace(/[^a-zA-Z0-9\u3040-\u9FFF]/g, '-') }}.md
  • Data Property Name: data(前のノードで生成したテキストを指定)

ファイル名に日付を入れることで、後から時系列で整理しやすくなります。

YAML Front Matter の付与

Obsidian の検索・タグ機能を活用するために、YAML Front Matter を付けます。

---
title: "{{ $json.title }}"
date: {{ $json.pubDate.split('T')[0] }}
source: "{{ $json.link }}"
tags:
  - rss
  - inbox
---

Set ノードでファイルの先頭にこのテキストを付けてから Write Binary File ノードに渡します。


vault へのファイル書き込み方法(同期方式別)

パターン A: ローカル vault フォルダに直接書き込む

n8n がローカルで動いている場合の最もシンプルな方法です。

Write Binary File ノードの File Name に vault の絶対パスを含めます。

# Windows の例(Docker の場合、マウントパスに依存)
/home/node/vault/00_inbox/{{ $now.toFormat('yyyy-MM-dd') }}-{{ $json.title }}.md

注意: vault フォルダを Docker ボリュームとして n8n コンテナにマウントする必要があります。

# docker-compose.yml の volumes 設定に追加
volumes:
  - n8n_data:/home/node/.n8n
  - /path/to/obsidian-vault:/home/node/vault  # ← vault をマウント

パターン B: VPS の n8n から git push して同期する

VPS で n8n が動いている場合、Execute Command ノードを使ってファイル書き込みと git 操作を行います。

# Execute Command ノードで実行するコマンド例
cd /home/ubuntu/obsidian-vault && \
cat << 'EOF' > inbox/{{ $now.toFormat('yyyy-MM-dd') }}-rss.md
---
title: "{{ $json.title }}"
date: {{ $now.toFormat('yyyy-MM-dd') }}
source: "{{ $json.link }}"
tags: [rss, inbox]
---
 
{{ $json.contentSnippet }}
EOF
git add . && \
git commit -m "auto: RSS取得 {{ $now.toFormat('yyyy-MM-dd') }}" && \
git push origin main

セキュリティ: VPS に SSH キーを設定して GitHub への push を認証します。

パターン C: Obsidian Local REST API Plugin を使う

Plugin をインストール後、HTTP Request ノードで以下のように呼び出します。

POST http://localhost:27123/vault/path/to/note.md
Authorization: Bearer {APIキー}
Content-Type: text/markdown

---
title: "ノートタイトル"
---
ノートの本文

応用 — Slack・Web クリップ・Claude API との組み合わせ

Slack のメッセージを Obsidian に保存する

Slack の特定チャンネルに投稿されたメッセージを自動で vault に保存するフロー:

Slack Trigger ノード(特定チャンネルの新規メッセージ)
  → Set ノード(Markdown 整形)
  → Write Binary File ノード(vault に保存)

Slack ノードの設定で「On message」トリガーを選択し、監視するチャンネルを指定します。#reading-list や #to-review など専用チャンネルを作ると管理しやすいです。

URL をペーストしたら本文を取得して Obsidian に保存する

Webhook → URL から記事本文を取得 → vault に保存するフロー:

Webhook ノード(URL を受け取る)
  → HTTP Request ノード(URL にアクセスして HTML を取得)
  → HTML Extract ノード(本文テキストを抽出)
  → Set ノード(Markdown 整形 + YAML Front Matter 付与)
  → Write Binary File ノード(vault に保存)

スマホのブラウザから「共有 → URL を n8n の Webhook に送る」という使い方ができます。

HTTP Request ノードの使い方はこちら → n8n Webhook の使い方

Claude API で要約して Obsidian に保存する

RSS や Web クリップで取得した記事を Claude API で要約してから保存するフロー:

RSS Feed Read ノード
  → HTTP Request ノード(Anthropic API を叩いて要約)
  → Set ノード(要約 + 元記事 URL で Markdown 整形)
  → Write Binary File ノード(vault に保存)

HTTP Request ノードで POST https://api.anthropic.com/v1/messages を呼び出します。Anthropic API の Credential を n8n に登録しておけば、コードゼロで AI 要約パイプラインが完成します。


よくあるトラブルと対処法

ファイルのエンコーディング問題(日本語が文字化けする)

症状: vault に保存されたファイルを Obsidian で開くと日本語が文字化けする

原因: n8n の Write Binary File ノードがデフォルトで UTF-8 以外のエンコーディングを使っている場合がある

対処:

  • Set ノードで文字列を生成するときに明示的に UTF-8 を指定
  • ファイルの BOM(Byte Order Mark)が付いている場合は除去する

git push が失敗する(SSH キー / 権限の問題)

症状: Execute Command ノードの git push がエラーになる

対処:

  1. VPS に SSH キーが設定されているか確認(ssh -T git@github.com)
  2. GitHub に VPS の公開キーが登録されているか確認(Settings → SSH Keys)
  3. n8n コンテナが git コマンドを使えるか確認

n8n の公式 Docker イメージには git が含まれていない場合があります。カスタム Dockerfile で git を追加するか、VPS のホスト OS で git 操作を行い、n8n から SSH 経由で呼び出す方法もあります。

n8n のエラーデバッグ方法はこちら → n8n でエラーが出たときのデバッグ方法

同じ記事が二重保存される(重複防止の設計)

症状: RSS を定期取得するとすでに保存された記事が再度保存される

対処:

  1. 記事 URL をキーにして Supabase に保存済みフラグを管理する

    • Supabase のテーブルに url カラムを持つテーブルを作成
    • n8n で RSS を取得後、IF ノードで「DB に URL が存在するか」を確認
    • 未保存の記事のみ処理を続ける
  2. ファイル名の日付をベースにする(日次実行なら重複しない)

    • 毎日1回だけ実行し、ファイル名に日付を含める
    • 同じ日は上書き保存

FAQ

Q1. Obsidian のプラグインなしで連携できますか? パターン A(ローカル直接書き込み)またはパターン B(git 経由)であれば、Obsidian のプラグインは不要です。Obsidian はフォルダ内の Markdown ファイルをそのまま vault として認識します。

Q2. n8n は VPS のどこに vault を置けばいいですか? n8n の Docker コンテナからアクセスできるパスであれば任意の場所に置けます。docker-compose.yml の volumes でマウントするか、VPS のホスト OS 上に clone した vault リポジトリのパスを指定します。

Q3. Obsidian Sync と git を同時に使うと競合しますか? 実用上は「git はバックアップ、Obsidian Sync がリアルタイム同期の正本」と役割分担すると競合を最小化できます。

Q4. スマホから直接 vault に書き込むことはできますか? スマホの Obsidian アプリと QuickAdd プラグインを使って inbox に直接追記できます。n8n 経由ではなくスマホのアプリから直接書き込む方法です。


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